講義「Overview of TCG/TPM」の内容

(1)Trusted Computing Group(TCG)の活動紹介
  TCG設立目的、TCPAからTCGへの活動の変遷、
  TCG活動を先導する企業G、TCG活動の内容・目標などを紹介します。

(2)信じられるシステム、とは
  TCGで、サーバがアクセスを要求してきたクライアントを信じる、
  ということの意味、そのために必要な基本的メカニズム、
  Roots of Trust、Trust Platform Building Block、Transitive Trust
  などを説明します。

(3)Trusted Platform Module(TPM)の紹介
  TPMのコンポーネント構成、各コンポーネントの機能の紹介、および
  必要な耐タンパー性について説明します。

(4)TPMで使用する鍵の紹介
  Endorsement Key、Storage Root Keyや、その他のSining Key、
  Storage Key、Binding Key、Identity Keyそれぞれの紹介と
  鍵利用の階層構造、鍵のタイプ(Non-Migratable KeyとMigratable Key)
  について説明します。

(5)認証と証明のメカニズムの紹介
  AIK(Attestation Identity Key)の役割、生成、その利用方法や
  各種Credentialを紹介し、サーバがクライアントの動作環境を確認する
  メカニズムを説明します。

(6)TCG/TPM利用状況の紹介
  TPMチップを搭載したPCの出荷状況、TPMを活用したソフトウェア群、
  その他、証明書発行サービスなどの現状、動向を紹介します。
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